(ブルームバーグ): ホンダと韓国のLGエナジーソリューションは、新たな北米バッテリー工場の候補地として米中西部オハイオ州を最有力視している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  オハイオ州にはホンダの自動車製造工場が既にあり、そこへLGエナジーが電池を届けやすいことが理由だと、関係者の1人は説明した。決定は下されておらず、場所が最終的に変わる可能性もある。協議の非公開を理由に関係者らが匿名で語った。

  LGエナジーソリューションの担当者は、臆測についてはコメントできないと述べた。ホンダの広報担当はコメントを控えた。

  ホンダは向こう10年間で電子自動車(EV)やソフトウエアの開発に5兆円を投じる計画を4月に発表。2040年までにガソリン車から撤退するため30年までに30車種のEVを投入する。同社は米ゼネラル・モーターズ(GM)の電池「アルティウム」を搭載するEVの共同開発でGMと提携しているが、バッテリー製造で別の企業との合弁会社設立を検討中だと当時明らかにしていた。

ホンダ、電動化やソフトに5兆円投資ー30年までにEV30車種発売

  韓国の毎日経済新聞は1月、LGエナジーソリューションとホンダが米国でバッテリー工場を建設するため合弁会社設立の可能性について協議していると報道。年間60万台のEV生産が可能な最大40ギガワット時規模の工場建設が協議されているとしていた。

LGエナジーとホンダ、米バッテリー工場建設で協議−毎日経済

  LGエナジーは中国の寧徳時代新能源科技(CATL)に次ぐ世界2位のEV用電池メーカー。

 

Honda, LG Energy Eyeing Ohio for New Electric-Car Battery Plant(抜粋)

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