(ブルームバーグ): 米株式市場に上場する中国株の指標が8日に3日続伸した。中国が今年2回目のゲームタイトル認可に動き、インターネット企業に対する当局の姿勢がさらに軟化したことが示された。

中国がゲーム認可、今年2度目−テンセント見送りも見通し改善か

  中国企業の米国預託証券(ADR)などで構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は5.7%高となり、3カ月ぶりの高値を付けた。前日まで2日間の上昇率は8.9%に達していたが、さらに上げた。アリババグループが15%高と、2月以来の高値。動画ストリーミングサービスのビリビリ(嗶哩嗶哩)は6%、JDドットコム(京東)は7.7%それぞれ上昇した。

  電子商取引やフィンテック、さらにオンライン教育までさまざまテクノロジー業界を締め付けていた中国政府がより寛容な姿勢に転じ、こうした業界や中国経済の浮揚を目指す政策を導入している。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は、当局が滴滴グローバルの調査を終えて週内にも同社の主要アプリをアプリストアに戻す準備をしていると報じた。

中国当局、滴滴の調査終了準備との報道−ADR急騰

  アバディーン・アセット・マネジメントの投資ディレクター、アダム・モンタナロ氏は「業績と規制面で最悪期は過ぎた」とし、ゲーム認可は「インターネット経済を一段と支持する政府の論調やジェスチャー」の延長線上にあると分析した。

 

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