(ブルームバーグ):

香港当局は、英国から中国への返還を記念する7月1日の式典に関わる約1000人を隔離する準備を進めていると、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が報じた。習近平国家主席の式典出席観測をさらに高める動きだ。

  SCMPが匿名の関係者を引用して8日夜報じたところでは、「要人中の要人」を警護する警察関係者らセキュリティースタッフが中国の国家指導者を迎える準備として隔離に入る見通し。

  同紙によると、計画はまだまとまっていないが、行事前7日間にわたり関係者をホテルで隔離し、定期的にコロナ検査を実施する案が検討されているという。式典参加者も対象に加えられる可能性もあり、隔離が義務付けられる個人は向こう数週間で増える公算が大きい。7月1日には李家超氏が新行政長官に就任する。

香港政府トップ、コロナ規制強化見送りへ−習主席の訪問観測でも

  明報など現地メディアは、習氏が5年前に国家主席として香港を初訪問した際に予約された2カ所のホテル、グランドハイアットとルネッサンスが6月28日−7月1日分の一般予約を受け付けていないと伝えた。

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