(ブルームバーグ): 香港政府トップ、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、中国政府が新型コロナウイルス対策での「ゼロコロナ」政策を堅持している中で、本土との境界を開放する可能性は当面ないとの見解を示した。

  林鄭長官は9日の立法会(議会)で「中国本土との境界を再び開放することは重大な課題だ」と述べ、「昨年9月から12月までの協議内容を踏まえれば、これは短期的に可能でない」と続けた。

  来月1日には李家超(ジョン・リー)前政務官が新たな香港行政長官に就任する。林鄭氏にとっては今回が最後の質疑応答となった。

  中国当局は昨年、香港当局者に対して本土との境界開放には「市中感染ゼロ」をしばらく維持する必要があると通達していた。香港は現在も1日当たり数百人の市中感染が報告されている。

 

(抜粋)

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