(ブルームバーグ): エバコアISIのストラテジスト、ジュリアン・エマニュエル氏は米株式相場について、エネルギー価格の高騰が経済収縮を引き起こした場合、足元の水準から30%下落する可能性があるとの見方を示した。

  エマニュエル氏はS&P500種株価指数の年末予想を従来の4800から4300に下方修正。さらに弱気なシナリオも提起し、同指数が2900まで下落する可能性もあるとした。同指数の8日終値は4115.77。

  同氏は9日、ブルームバーグ・テレビジョンで「ファンダメンタルの好材料が見えてこない。最大の好材料がエネルギー価格の下落であるのは周知の通りだ」と述べ、「それを毎日探しているが、まだ起きていない」と続けた。

  8日のリポートで同氏は、原油価格の上昇は「歴史的にリセッション(景気後退)の確率を高めてきた」と指摘。過去100年の平均的な「リセッション弱気相場」での下落率は約41%だとした。

 

One Strategist’s Bear Case Sees S&P 500 Sinking Another 30% (1)(抜粋)

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