(ブルームバーグ):

アリババグループの米国上場株が9日に下落。中国がフィンテック企業アント・グループの新規株式公開(IPO)計画を復活させる可能性について初期段階の協議を開始したとブルームバーグ・ニュースが報じたが、中国当局はこれを否定した。

  アリババの米国預託証券(ADR)は8.1%安の109.90ドルで終了。9日早朝の時間外取引では、ブルームバーグの報道を受けて一時7%上昇していた。アリババはアントの発行済み株式の約3分の1を保有する。

  中国証券監督管理委員会(証監会)はアントのIPO復活について再検討や調査を行ってはいないと表明。ただ、適格なプラットフォーム企業による国内外での上場は支援するとした。アントはIPOに着手する計画はないと説明した。

中国がアントIPOの復活検討と関係者、当局は作業否定 (2)

  他の米国上場の中国株も安く、中国企業のADRなどで構成されるナスダック・ゴールデン・ドラゴン中国指数は6.8%下落。同指数は過去3日間で15%上昇していた。 蔚来汽車(NIO)やビリビリ(嗶哩嗶哩)の下げも目立った。

 

 

 

 

 

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