(ブルームバーグ): 投資家はインフレ高進から身を守るため、マネーマーケットファンド(MMF)と株式ファンドに巨額の資金を注ぎ込んでいる。

  EPFRグローバルのデータを引用したバンク・オブ・アメリカ(BofA)のリポートによると、8日までの週にはMMFに6週間で最大となる約540億ドル(約7兆2300億円)が流入。株式ファンドには上場投資信託(ETF)を中心に約120億ドルが流入した。

  米国株には約130億ドルが流入。債券ファンドからの資金流出は再開した。

  

  BofAのマイケル・ハートネット氏はリポートで、米経済は「あと2、3の悪いデータが出れば『リセッション(景気後退)』だろう」と指摘した。

  米経済は「技術的にリセッション入りしているが、それが自覚されていない。インフレショックは終わっておらず金利ショックは始まったばかり、成長ショックはこれからだ」と分析した。

  BofAのリポートによると、米国の大型株には8日までの1週間で145億ドルが流入、小型株とバリュー株、成長株からは流出した。

  地域別では欧州株が17週連続の流出。新興市場株、日本株からも流出した。

Cash, Stocks Attract Billions as Investors Seek Inflation Havens(抜粋)

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