(ブルームバーグ):

中国当局は、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けた制限措置を再び設けつつある。主要都市が大規模な規制緩和に踏み切ったばかりだが、厳格なロックダウン(都市封鎖)がまた講じられるとの懸念が広がっている。

  先週は1桁台が多かった北京市のコロナ新規感染は12日に51人。市政府は人気の高いバーに関連した今回の感染に関して、従来のクラスター(感染者集団)に比べて制御が難しいと指摘。北京と上海市では週末に大規模検査が行われ、感染者数も増加した。上海の12日の新規感染は37人で、そのうち市中感染が5人だった。

中国はゼロコロナ堅持、大規模検査で封じ込め−むしろ危険との指摘も

  北京市では13日に予定されていた学校再開の大半が延期され、上海市のほとんどの地区は飲食店の店内サービスを停止した。

  社会面の規制を緩和したばかりの北京と上海で、感染が再び広がりつつある。制限を解除してからすぐにリバウンドが起きており、コロナ一掃の難しさが浮き彫りとなっているが、こうした取り組みを継続しているのは中国くらいにとどまっている。

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