(ブルームバーグ):

13日の金融市場では米インフレ加速の衝撃が続き、米連邦準備制度による一段と積極的な利上げを織り込む動きが加速した。米2年国債利回りは15年ぶり高水準を付け、ドル高が進行した。

  14−15両日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合が開かれる。50ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げはほぼ確実とみられているが、投資家は米経済やインフレ、フェデラルファンド(FF)金利に関する当局者の最新見通しにも注目している。トレーダーは7月のFOMCでの75bp利上げの可能性は五分五分と見ているが、バークレイズは10日のリポートで、大手金融機関として初めて今月のFOMC会合での75bp利上げ決定を予想した。

  米2年債利回りはアジア時間13日午前の取引で一時11bp上昇し、3.17%と2007年以来の高水準を付けた。10年債利回りも4bp上昇の3.19%。10日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は、ブルームバーグ集計のエコノミスト予想のレンジ上限を上回った。

米CPI、前年比8.6%上昇に加速−FRBとバイデン政権に圧力

  米国債売りの影響はアジア太平洋市場全体に波及。ニュージーランドの10年債利回りは2014年以来初めて4%を上回った。

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  米利回り上昇でドルは他の全ての通貨に対して上昇している。

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(第4段落以降を加えて更新します)

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