(ブルームバーグ): 13日の欧州株は大幅安となり、2021年3月以来の安値。インフレ加速がより積極的な金融引き締めにつながり、リセッション(景気後退)リスクが高まるとの懸念が強まった。

  ストックス欧州600指数は2.4%安。旅行・娯楽や自動車、テクノロジー銘柄などを中心に売りが広がった。

  今年に入り欧州株は低迷しており、ストックス600指数は過去最高値から約17%の値下がりとなっている。

 

  欧州債市場ではドイツ債とイタリア債が続落。前週からの利回り曲線のベアフラット化が続いた。短期金融市場が織り込む欧州中央銀行(ECB)の利上げ観測によれば、10月までの3回の会合で0.5ポイントの利上げが2度、0.25ポイントが1度となっている。米国では9月までの米連邦公開市場委員会(FOMC)の少なくとも1回で、0.75ポイントの利上げが見込まれている。

米0.75ポイント利上げ、9月までに実施を市場想定−今週見込む声も

  イタリア10年債利回りは2014年以来となる4%超えとなった。ドイツ2年債利回りは11年以来となる1%を上回った。

  英国債は中期債中心に下落。短期金融市場ではイングランド銀行(英中央銀行)による9月末までの引き締め観測が後退した。英国の4月の国内総生産(GDP)が市場予想を下回ったことに反応した。

英経済が4月に予想外の縮小、コロナ対策緩和も広範な景気縮小進行か

6月13日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

European Stocks Slump to Lowest Since March 2021 on Growth Fears

(抜粋)  

  

 

 

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