(ブルームバーグ):

米オラクルの3−5月(第4四半期)決算では売上高と利益が市場予想を上回った。インフレや経済の不確実性によっても情報技術(IT)需要が鈍化していないことがうかがえる。株価は時間外取引で一時約12%上昇した。

  13日の発表資料によると、売上高は5.5%増の118億ドル(約1兆5900億円)。アナリスト予想平均は117億ドルだった。一部項目を除いた1株利益は1.54ドルで、市場予想の1.38ドルを超えた。 

  オラクルが拡大を目指してきた、注目度の高いクラウド事業の売上高は19%増の29億ドル。同社が昨年公表を始めてから伸びは20%を超えていた。

  サフラ・カッツ最高経営責任者(CEO)は発表文で、これまでは経営管理・財務向けアプリケーションの販売が同社のクラウド分野をけん引してきたが、3−5月には「インフラストラクチャー・クラウド事業で大幅な需要増加を経験した」と説明。同事業は同四半期に36%増収を記録した。

  オラクルによると、為替変動による3−5月売上高への打撃は5%だった。同社は売上高の5割近くを米州以外で稼いでいる。

  オラクルは先週、米医療情報技術会社サーナーの買収を完了。これに伴い、6−8月(第1四半期)の売上高は最大19%増加する見通しだと、カッツCEOは電話会見で語った。一部項目を除く1株利益は1.04−1.08ドルとの予想を示した。  

(3段落目以降に決算内容などを追加して更新します)

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