(ブルームバーグ): 東京株式相場は大幅続落。インフレ高進を受けた米金利上昇と景気後退懸念から欧米の株安が止まらず、国内でも投資家のリスク資産を避ける姿勢が一段と強まった。電機や精密機器の下落が目立った。きょうから始まる米連邦公開市場委員会(FOMC)を見極めたいとの手控えムードも重なり、外需の影響を受けやすい電機や自動車など輸出関連株など幅広い業種が値下がりした。

市場関係者の見方

ピクテ投信投資顧問の松元浩運用・商品本部シニア・フェロー

インフレ高進、景気鈍化への警戒が相場の重しとなっているFOMCを控え、利上げ幅を含む金融政策修正やインフレ対応を見極めたいという慎重姿勢も下げ要因国内外の米金融政策や経済情勢などに先行き不透明感が強く積極的に買いづらく、短期的に株式市場は底値を探る展開となる可能性がある

三菱UFJ国際投信の石金淳チーフストラテジスト

続落で下がり過ぎにも感じるが、景気減退懸念による米国の株安の流れを引き次ぐのは仕方がないFOMCで利上げ幅が拡大する懸念が再燃しており、株式指数は米金融当局の75ベーシスポイント(bp)利上げの可能性を徐々に織り込んだ水準まで値下がりしてきた

東証33業種

背景

FRB、今週0.75ポイント利上げ検討の公算大−CPI加速などで 1ポイントの米利上げ観測、ウォール街で浮上−予想上回るインフレで【米国市況】S&P500弱気相場入り、利回り急伸−ドルは134円台半ば米利上げの終着点、2023年中盤までに4%と短期金融市場が織り込むドル・円相場は1ドル=134円半ばで推移、前日の日本株終値時点は134円92銭

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