(ブルームバーグ): 中国・北京市の新型コロナウイルス新規感染は13日に74人と、先月22日以来の高水準となった。規制の緩和開始からわずか数日で一部制限の再導入に動いており、上海市のような広範なロックダウン(都市封鎖)は回避しようとしているようだ。

  国営新華社通信によると、コロナ対策を担当する孫春蘭副首相は北京市に「できるだけ早期に」感染を制御するよう指示した。

中国はゼロコロナ堅持、大規模検査で封じ込め−むしろ危険との指摘も

  中国の主要都市でコロナ規制の緩和が始まっていたが、当局は一部の計画を後退させている。北京市では13日に予定していた大半の学校再開が延期され、全てのスポーツイベントも禁じられた。また、上海市の大半の地区は店内飲食を停止。上海の13日のコロナ新規感染は17人と、前日の37人から減少した。

  北京市政府は人気の高いバーに関連した今回の感染に関して、従来のクラスター(感染者集団)に比べて制御が難しいと指摘。このバーが営業していた東部の朝陽区では13日から3日間の大規模コロナ検査が始まった。

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