(ブルームバーグ): 14日の欧州株は6日続落。新型コロナウイルスがパンデミック(世界的大流行)となったばかりの2020年3月以来の長期連続安となった。高インフレが長引く中、中央銀行の積極的な金融引き締め政策が懸念されている。

  ストックス欧州600指数は1.3%安。21年2月以来の安値に沈んだ。業種別ではメディアや建設銘柄が特に売られた。銀行株とエネルギー株は上昇した。

  ステート・ストリート・グローバル・マーケッツのシニアストラテジスト、マリヤ・ベイトメーン氏は「株の見通しは引き続き弱気だ」と述べ、「インフレは依然として大きな問題であり、中銀はかなり積極的になってインフレと闘う必要がある」と指摘した。

 

  欧州債市場ではドイツ債とイタリア債が5日続落。短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)による利上げ観測が強まっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)は15日に金融政策を発表する。

  過去5日間でドイツ10年債利回りは14年1月以来、イタリア10年債利回りは13年12月以来の大幅上昇となった。

  トレーダーの間では来月のECB会合での0.5ポイント利上げが一段と織り込まれている。

  英国債は下落。短期金融市場は一時、イングランド銀行(英中央銀行)による利上げは9月までに計125bpとの見方を織り込んだ。これに基づくと0.5ポイントの利上げが2度あることになる。

6月14日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

European Stocks Fall in Longest Losing Streak Since March 2020

(抜粋)

 

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