(ブルームバーグ): ソフトバンクグループは、傘下の英半導体設計会社アームの新規株式公開(IPO)について、米市場のみに上場させる当初計画を変更し、ロンドン証券取引所にも一部株式を上場することを検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  情報が公になっていないことを理由に関係者が匿名で語ったところによれば、ソフトバンクグループはアームIPO計画を修正しつつあり、公開する株式の過半数は米取引所に上場させる公算が依然として大きい。規模や時期は決まっておらず、計画が変わることもあり得るという。

  ソフトバンクグループは英国の最も重要なテクノロジー企業の1社だったアームを2016年に買収。アームは事業の大半の拠点を依然として英国に置いている。上場先が米国のみとなれば、英国の政府と資本市場への打撃となる。

  フィルプ英技術・デジタル経済相は今週、アームが本国市場でも上場されるよう、政府が働き掛けていると記者団に語っていた。

  ブルームバーグ・ニュースは、ソフトバンクグループがアームIPO計画で少なくとも600億ドル(約8兆1200億円)の評価額を目指していると伝えていた。

ソフトバンクG、アームIPOで600億ドル以上の評価額目指す−関係者

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