(ブルームバーグ): 米不動産仲介会社コンパスとレッドフィンは人員削減を実施する。新型コロナウイルス禍に過熱していた米住宅市場が金利上昇で減速していることが背景にある。

  14日の規制当局への届け出によると、ソフトバンクグループ出資のコンパスは従業員の約10%をレイオフし、レッドフィンは約6%を削減する。 

  届け出によれば、コンパスでは計約450人の従業員が削減の対象となり、4−6月(第2四半期)に2150万−2300万ドル(約29億−31億円)の税引き前費用を計上する見込み。レッドフィンは約470人を削減し、退職費用などが計950万−1050万ドルになるとの見通しを示した。

  インフレ抑制に向けた米金融当局の取り組みが住宅ローン金利を押し上げ、住宅購入を冷え込ませている。レッドフィンのグレン・ケルマン最高経営責任者(CEO)は、5月の需要が同社の見通しを17%下回ったと述べた。

  コンパスの14日の株価は11%安の4.26ドルと、2021年の新規株式公開(IPO)価格の18ドルを大きく下回っている。コンパスの広報担当者は電子メールでレイオフについて確認したが、それ以上のコメントは控えた。

ソフバンクG出資コンパス、CEOは黒字化に自信−上場初日上昇

  レッドフィンの14日の株価は4.9%安の8.13ドル。新型コロナ禍に伴う住宅ブーム中の21年には97ドル近くを付けていた。

Compass, Redfin to Cut Workforces Amid US Housing Slowdown (2)(抜粋)

©2022 Bloomberg L.P.