(ブルームバーグ): 中国・上海市当局は7月末まで新型コロナウイルスの大規模検査を毎週末実施する。同市の15日のコロナ新規感染はわずか16人だったが、感染を徹底的に抑え込むゼロコロナ政策を堅持するため、あらゆる手段を尽くす姿勢をあらためて示した。

  上海市衛生健康委員会の当局者、趙丹丹氏は15日の記者会見で、各週末のコロナ検査までの1週間でコロナ感染が見つかった居民小区(住宅地)については一時的な封鎖も実施されると説明。小区の全員が検査を受け次第、封鎖措置は解除されるという。

中国はゼロコロナ堅持、大規模検査で封じ込め−むしろ危険との指摘も

  上海の住民はコロナ感染の早期発見と感染拡大防止のため、7月末まで少なくとも週1回PCR検査を受ける必要があり、スーパーマーケットや理髪店、ドラッグストア、ショッピングモール、飲食店の従業員は毎日検査を受けることが義務付けられる。デリバリー業者はPCRと迅速抗原検査(RAT)の両方を毎日受ける必要がある。

  上海市では隔離施設外のコロナ新規感染が15日に2件見つかり、感染拡大を防ぐため多数の濃厚接触者が隔離された。

  一方、北京市の15日のコロナ新規感染が18人と、前日の63人から減少した。

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