(ブルームバーグ):

東京株式相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)が大幅利上げを発表し、インフレの沈静化期待と重要イベント通過による安心感で投資心理が改善した。自動車や電機、機械、卸売株などに見直し買いが入った。ただ、景気に対する懸念は根強く、あすに日銀金融決定会合を控えていることもあり、買いの勢いは午後にかけて失速した。

 

市場関係者の見方

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

FOMCの利上げ幅がほぼ市場の想定内となり、無難に通過した安心感が株価を押し上げたただインフレ高進や金融引き締め強化による景気後退への懸念は根強く、あすの日銀決定会合控えているため、指数の上昇幅は抑えられた米国の景気が鈍化する前にインフレ高進がどの程度抑えられるかが今後焦点になるが、まだ先行きは不透明な情勢で積極的な買いにつながっていない

東証33業種

背景

FOMC、75bp利上げ−7月は75か50bpの公算大とFRB議長FRBの物価抑制策、景気後退招来ならバイデン氏再選に影落とす恐れパウエル議長、ソフトランディングは容易でないが「道筋」はあるドル・円相場は1ドル=134円前半で推移、前日の日本株終値時点は134円84銭

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