(ブルームバーグ): ブラジル中央銀行は15日、政策金利(SELIC)を0.5ポイント引き上げ13.25%にするとともに、次回会合での同幅またはそれより小幅の利上げを示唆した。政策当局者は目標を上回る予想インフレ率や低調な経済成長への対応を迫られている。

  ブルームバーグの調査では、アナリスト41人のうち39人が0.5ポイントの利上げを予想していた。あと2人の予想は0.75ポイントの利上げだった。2021年3月以降の利上げ幅は今回で計11.25ポイントに達した。

  中銀政策委員会は声明で、「次回会合で同幅あるいはそれより小幅な新たな調整を見込んでいる」とした上で、「足元のシナリオの不確実性増大や現行の金融政策サイクルが進んだ段階にあること、その影響がまだ確認されていないことで、自らの行動についてさらに慎重を期す必要がある」とコメントした。

  中銀は食品・エネルギー価格上昇への対応に取り組んでいる。インフレ率は昨年9月以降、前年比で10%を上回ったままだ。経済成長は引き続き抑えられており、物価上昇も5月に緩和したが、向こう数年間の予想はなお目標を上回る。

  5月の拡大消費者物価指数(IPCA)は前年同月比11.73%上昇した。当局の目標は今年が3.5%、23年が3.25%。

Brazil Raises Key Rate by 50 Points, Signals More to Come (1)(抜粋)

(3段落目以降に中銀政策委の声明などを追加して更新します)

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