(ブルームバーグ): ソフトウエアメーカーの米アドビは16日、2022年11月通期の売上高見通しを下方修正した。為替変動や需要の時期的なシフト、ロシアとベラルーシでの販売停止決定が響くと説明した。株価は時間外取引で一時約3.5%下落した。

  発表資料によると、通期売上高は約177億ドル(約2兆3480億円)の見通し。同社のこれまでの予想は179億ドルだった。一部項目を除いた1株利益見通しも13.50ドルと、従来予想の13.70ドルから引き下げた。

  アドビは下期(6−11月)の売上高が為替変動で約1億7500万ドル押し下げられると説明した。同社は米州以外で売上高の4割余りを稼ぐ。

  ダン・ダーン最高財務責任者(CFO)は電話会見で、見通し下方修正は為替の逆風に加え、ロシアとベラルーシからの撤退に伴う推定7500万ドルの影響と法人需要の「より顕著な夏季の季節性」に基づくと説明した。

  3−5月(第2四半期)の売上高は14%増の43億9000万ドル、一部項目を除いた1株利益は3.35ドル。ともにアナリスト予想を上回った。

 

(3−5月決算内容などを追加して更新します)

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