(ブルームバーグ): 弱気相場とリセッション(景気後退)リスクが話題になっているにもかかわらず、米国株市場には6週連続で資金が流入した。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)がEPFRグローバルのデータを引用したところによると、米国株には15日までの1週間に148億ドル(約2兆円)が流入した。世界全体の株式市場では166億ドルの流入となり、債券は2020年4月以来の大幅流出だった。マネーマーケットファンド(MMF)からは500億ドルが流出した。

欧州株の下落は行き過ぎ、弱材料は大半が織り込み済み−BofA

  株式に対する投資家センチメントは今週、米当局の積極的な利上げが経済をリセッションに陥らせるとの懸念から一段と悪化し、S&P500種株価指数は弱気相場入りした。

  BofAのストラテジスト、マイケル・ハートネット氏は市場は「ひどく売られ過ぎ」に見えるが、「金利ショックによってインフレショックが去ったと証明されるまで」は上昇した機会に売られる公算が大きいと分析した。

  ハートネット氏によれば、過去の弱気相場(直近の高値から20%下落と定義)に基づくと、S&P500種の現在の下落局面は10月に終了し、指数は現水準を18%下回る3000になる見込み。

For All Their Worries, Investors Are Piling Into US Stocks(抜粋)

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