(ブルームバーグ): ホワイトハウスと米議会民主党は、インフレとの闘いと財政赤字の抑制、さらにバイデン大統領の経済アジェンダでまだ実現に至っていない項目の一部復活を狙いとした法案について、協議が進んだ段階にある。

  協議に詳しい複数の関係者によれば、法案の概要についてはまだ交渉中だが、糖尿病治療に使われるインスリン価格の上限設定や、クリーンエネルギーと化石燃料の両方への連邦政府による投資が含まれる可能性が高い。また財政赤字の一段の縮小や、富裕層や企業に対する増税も盛り込まれる見通しだという。

  関係者のうち2人は、来週にも合意に達する可能性があると述べたが、別の関係者は多くの点がまだ決着していないと指摘し、より慎重な見方を示している。気候変動に関する項目が特に難しく、意見の相違で合意に至らない可能性もあると関係者1人は指摘した。

  いずれも匿名を条件に語った。交渉ではマンチン上院議員が中心的な役割を果たしているという。

  バイデン大統領は16日のAP通信とのインタビューで、インスリンのコスト抑制を例に挙げ、「幾つかのことについて十分な票を確保したと確信している」と発言。消費者物価抑制が主な目的だとする法案について合意に近づいていることを示唆した。

 

(3段落目以降に詳細を追加して更新します)

©2022 Bloomberg L.P.