(ブルームバーグ): 短期金融市場のトレーダーはオーストラリア準備銀行(中央銀行)が米国に追随し、7月か8月に0.75ポイントの利上げを行う可能性が高まりつつあるとみている。

  オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は、豪中銀が7月5日か8月2日のいずれかの会合で政策金利を0.75ポイント引き上げる確率が50%余りあることを示唆している。6月会合の議事要旨が21日に発表されるのを前に、その確率が高まっている。

  豪中銀は7日、インフレ抑制に向け、0.5ポイントの利上げを決定。利上げ幅は大半の予想を上回ったものの、米連邦準備制度など他の中銀に後れを取っており、短期金融市場の動向は年末まで利上げが毎月実施される可能性を示唆している。

  オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のチーフエコノミスト、リチャード・イエッツェンガ氏はブルームバーグテレビジョンに対し、「妥当な中心的予測だと考える。今週公表される議事要旨で、実際の0.5ポイントを上回る利上げ幅が検討されていたかどうかが分かるだろう」と語った。

  議事要旨の公表に先立ち、ロウ総裁が同日に「インフレと金融政策」と題した講演を行う。同総裁は先週、インフレ率を目標レンジの2−3%に押し下げるために中銀は「必要な措置を講じる」と表明したほか、政策金利が現行の0.85%から2.5%に上昇すると予想するのは「妥当」だとの認識を示していた。

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