(ブルームバーグ):

韓国銀行(中央銀行)は21日、今年のインフレ率が5月時点の予測を上回る公算が大きいとの見方を明らかにした。同中銀が来月の金融通貨委員会で0.5ポイントの利上げを決める可能性がさらに高まった。

  同中銀は先月、政策金利を0.25ポイント引き上げ、今年の消費者物価の上昇率予測を3.1%から4.5%に大幅修正した。米連邦準備制度の0.75ポイント利上げを受け、他の中銀もインフレ抑制と資本流出回避のため通常より大きい幅の利上げに踏み切るとの見方が広がっている。

韓国中銀総裁、成長よりインフレ対応優先−政策金利1.75%に

  韓国中銀は21日の発表文で、「今後の物価動向は、国際原油価格の上昇など最近の状況変化を考慮すると、5月時点の予想を上回る見込みだ」と指摘。エネルギーや食品、外食などのコスト上昇で6月の消費者物価は5月よりもさらに加速する可能性が高いとした。5月の消費者物価は前年同月比5.4%上昇し、2008年8月以来の高い伸びだった。

South Korea Inflation to Exceed May Forecast, Bank of Korea Says(抜粋)

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