(ブルームバーグ): 東京株式相場は反落。休場明けの米国株の大幅反発を受けた投資家心理の改善で高く始まったが、世界の景気鈍化リスクへの警戒やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言などを控えて買い一巡後は徐々に値を下げた。為替市場で一時1ドル=136円台と1998年10月以来の円安水準を付けたことで輸送用機器など外需株や医薬品株が高くなった半面、海運や鉱業株は安かった。

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト

先週金曜日からの米国や日本株の動きはポジション調整的な動きが主導。特に米国は「トリプルウィッチング」だったことから、昨日の上昇は実体に乏しいものだった米指標の弱さや米連銀や各国中銀のタカ派姿勢など、株式には厳しい環境が続いている中で、日本株も大型株が小型株をアウトパフォームするなど気迷い状態になった米株先物も先行き不透明感な中で時間外取引で反落したことも日本株の重しに。セクターを見ても鉱業や石油・石炭製品の弱さは世界経済に対して慎重な見方を反映していると言える

東証33業種

背景

ドル・円は約24年ぶり高値更新から反落、米株先物安で円売り巻き戻しドル・円相場は1ドル=136円台前半で推移、前日の日本株終値時点は135円5銭前日の海外市況はこちらをご覧ください

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