(ブルームバーグ): トヨタ自動車はタイヤが脱落する恐れがあるとして、新型電気自動車(EV)「bZ4X」のリコール(無償の回収・修理)を実施すると発表した。

  国土交通省の発表資料によると、リコールの対象となるのはトヨタのbZ4Xが112台、その兄弟車であるSUBARU(スバル)のEV「SOLTERRA(ソルテラ)」が92台。急旋回や急制動を繰り返すことなどでタイヤを取り付けるボルトが緩む可能性があり、最悪の場合タイヤが脱落する恐れがある。事故や市場からの不具合の報告はないという。

  両社は、当面の措置としてリコール対象となった全車両の使用者に対して使用停止を要請し、対策が決まり次第、恒久的な対策を実施するとした。

  欧米自動車メーカーがEVシフトを鮮明にする中、ハイブリッド車を含めた全方位戦略を掲げるトヨタも2030年にEV販売を年間350万台とする目標を掲げており、スバルと共同開発したEV専用プラットフォームを採用した「bZ4X」はその先陣を切る戦略車との位置付け。国内では5月にリース限定で発売していた。

  トヨタは米国では2023年モデルのbZ4Xwを対象にした約260台のリコール発表した。

(第5段落に米国でのリコールの情報を追加して更新します)

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