(ブルームバーグ): 米電気自動車(EV)メーカーのテスラは上海工場での生産を拡大する措置を講じる方針で、生産ラインのアップグレードに向け8月初旬にかけて複数回にわたり一部の生産機能を停止する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  テスラは年間生産目標を2倍に引き上げ、100万台とする計画だ。関係者らは匿名を条件に話した。関係者の1人によれば、アップグレードの実施に伴いスポーツタイプ多目的車(SUV)の「モデルY」生産ラインでの大半の生産を7月最初の2週間に停止する。セダン「モデル3」の生産ラインについても7月18日から20日間にわたって同様の調整を行うと、別の関係者は述べた。

  同工場でのアップグレード作業は8月7日前後までに完了する見込みで、モデルYの生産は新型コロナウイルス禍前の週当たり約1万1000台から、同1万4000台に拡大する。モデル3の生産は従来の同5500台から、7700台に増えるという。

  今回の生産施設のアップグレードと生産ラインでの労働力増強により、テスラは中国で年間100万台超のEVを生産することが可能になると、関係者らは語った。同社の2020年の年次報告によれば、上海工場の当初の生産能力は45万台だった。

Tesla Said Readying Its China Factory for Even Greater Volumes(抜粋)

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