(ブルームバーグ): JPモルガン・チェースのストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は、今月最終週の米株相場は7%上昇するとの予想を示した。年金基金や政府系ファンド(SWF)がポートフォリオのリバランスを行うことが理由だとしている。同氏は今年の下落局面でも不動の米株強気派。

  年金基金やSWFは厳格な資産配分規定に従うため、通常は四半期ごとに市場エクスポージャーのリバランスを行う。同氏とブラム・カプラン氏は24日の顧客向けリポートで、市場の流動性が過去平均の5分の1に低下している現在、今回の四半期末および月末リバランスは株価に大きな影響を与える可能性があると指摘した。

  流動性の低さに加え、米株が年初来で21%安、期初来で16%安、月初来で9%安となっていることにもリポートでは言及。こうした状況により、来週の米株7%ほどの上昇が示唆されているとした。その上で「もちろん、リバランスだけが株価を動かす要因ではなく、予想は『他の全ての条件が同じ』であることが前提となっている」と説明した。

JPMorgan’s Kolanovic Sees a 7% Boost for Stocks From Rebalancing(抜粋)

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