(ブルームバーグ): 米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁はインフレ抑制のため、先週に続き来月も政策金利を0.75ポイント引き上げることを支持する姿勢を示した。

  デーリー総裁はカリフォルニア州オレンジ郡で講演した後、記者団に対し、「7月の0.75ポイントが私の起点だ。私が思うにそれが現時点で、われわれがやるべきことに見えるからだ」と発言。「ただ既に実施されている引き締めのレベルについてわれわれの確信が低下するいかなる兆しも私は注視する」と述べた。

  今月0.75ポイントの利上げを実施した当局は金融政策を、年末までに中立水準に持っていく「迅速な軌道」に乗せている。それを超える追加の引き締めは次のステップになる可能性が高いと、デーリー総裁はFRBウオッチャーの団体主催会議に向け準備された講演テキストで述べた。

  「どの程度の追加引き締めが必要になるかは、サプライチェーン回復のペースや規模、ウクライナでの戦争の期間、労働力から離れた個人が復帰する意向など金融当局が直接制御できない多くの要因に左右される」と語った。

  こうした速いペースでの引き締めは景気と労働市場を幾分、冷やす可能性が高い。政策当局者の大半は政策金利が年末までに少なくとも3.4%になると予想している。だがデーリー総裁は高い在庫水準や求人状況が利上げによる悪影響の緩和につながるとして、移行は円滑なものになるとの認識を示した。

  同総裁は「調整のコストは緩やかなものになると見込む。国内総生産(GDP)成長率は長期のトレンドを下回る水準に若干減速し、失業率は足元の非常に低い水準から上昇する」と語った。

Fed Dove Daly Joins Officials Open to 75 Basis-Point July Hike(抜粋)

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