(ブルームバーグ): 東京株式相場は反落。米国で消費者信頼感が悪化したため景気後退の懸念が強まり、投資家のリスク志向が後退した。米国株はハイテク株中心に大きく下げ、日本株も半導体など成長株が安かった。一方、原油先物相場の上昇を受けて石油・石炭製品には買いが入った。

市場関係者の見方

東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト

ハイテクなどの値がさ株が売られ日経平均株価を押し下げたが、TOPIXはそれほど下げないという構図が続いた米国株の変動に合わせ外国人投資家が先物主導で順張り投資を行っている可能性もあすが3回に分けて行うTOPIX浮動株比率見直しの最終日に当たり、国内投資家は手控えムードが強い7月入りし自社株買いが再開されることはポジティブな一方、上場投資信託(ETF)の決算期を前にした分配金ねん出の売りが出そうなことはネガティブで、両者合わせて来週前半はやや売り優勢の展開になる可能性がある

東証33業種

背景

インフレ期待今やピークか-バリュー株やTIPS、商品に変動予兆G7、ロシア産原油・ガス価格の上限設定検討へ−首脳会議で合意米国株、上昇でも押し目買いの動き消滅−ETFから1兆円余り流出28日のニューヨーク原油先物は2%高の1バレル=111.76ドルドル・円相場は1ドル=136円ちょうど近辺で推移、前日の日本株終値時点は135円42銭

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