(ブルームバーグ): ジェフリーズ・ファイナンシャル・グループは27日、投資銀行・資本市場部門の3−5月(第2四半期)収入が31%減少したことを明らかにした。アナリスト予想を上回ったものの、地政学的およびマクロ経済の混乱でディール活動が冷え込んだ影響が出た。

  発表資料によると、第2四半期総収入は30%減少した。投資銀行・資本市場部門の収入は11億ドル(約1490億円)と、ブルームバーグが調査したアナリスト予想コンセンサスの9億6700万ドルを上回った。債券・株式引き受け業務の収入は前年同期に比べて減り、「業界全般のディール活動の減少に沿う」ペースだった。

  リッチ・ハンドラー最高経営責任者(CEO)は発表文で「第2四半期は一部市場で新規発行がほぼ停止状態になり、極めて困難な資本市場環境に見舞われながらまずまずの業績だった」と説明。「顧客は経済や市場の状況変化の中でジェフリーズにサポートを引き続き求めており、投資銀行アドバイザリー活動は引き続き堅調だ」と付け加えた。

  ジェフリーズの業績はJPモルガン・チェースやゴールドマン・サックス・グループなど同業大手が来月発表する4−6月(第2四半期)決算の先行指標とされる。ウォール街の大手金融機関では、ロシアによるウクライナ侵攻や米利上げ、インフレ圧力などでディールが妨げられ投資銀行業務の収入が圧迫された一方、ボラティリティーの高まりがトレーディング収入に追い風となっている。

  ジェフリーズの投資銀行部門の収入は37%減少し6億8700万ドル。アナリスト予想は4億5710万ドルだった。資産運用部門の収入は39%減少した。

Jefferies Revenue Slips as Market Turmoil Crimps Dealmaking(抜粋)

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