(ブルームバーグ): 中国のテクノロジー関連株が28日の香港市場で下落。テンセント・ホールディングス(騰訊)の大株主が持ち分を減らす方針が嫌気された。

  ハンセンテック指数は一時2.9%下げ、取引時間中としては22日以来の下落率を記録。テンセントは一時5.8%安と、ほぼ6週間で最大の下げとなった。

  南アフリカ共和国の大手インターネット企業ナスパーズの子会社プロサスは27日、自社株買いの資金を捻出するため、テンセントの一部持ち分を売却すると発表した。ナスパーズはテンセントの筆頭株主。

中国テンセント株を売却、長期保有の先行き見えず−筆頭株主の子会社

  光銀国際投資の調査責任者、林樵基(バニー・ラム)氏は「大株主によるテンセント株売却が市場全体の地合いを損ねているのは確実だ」と指摘。「テクノロジ−銘柄はしっかりと上げていたことから、利益確定の売りやセクター間のローテーションがあっても驚くことではない」と述べた。

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