(ブルームバーグ): 暗号資産 (仮想通貨)に対する売り圧力が29日に勢いを増した。ソラナやアバランチといった人気の高いDeFi(ディーファイ、分散型金融)トークンが、業界の先導役であるビットコインよりも大きく下落。仮想通貨ヘッジファンド、スリー・アローズ・キャピタルが経営難に陥っていることを受けて、波及懸念が高まった。

仮想通貨ヘッジファンドのスリー・アローズ、裁判所が清算命令−報道

  ビットコインは一時2%安となり、ほぼ1週間ぶりに2万ドルを割り込んだ。その後は2万ドルを挟んで推移している。持続的な上昇モメンタムに欠ける中、一部のテクニカルアナリストは一段安になるとの見通しを強めている。デジタル資産の上位100種と連動するMVISクリプトコンペア・デジタル・アセット100指数は一時4.4%安。アルトコイン(ビットコイン以外の暗号資産)のソラナは同7.6%、アバランチは7.9%それぞれ値下がりした。

  ファンドストラットのテクニカルストラテジスト、マーク・ニュートン氏は「最も短期的なテクニカル指標では、底値を付ける前に、最終的な『暴落』型の下げが平均以上の確率で起こることが示唆されている」と28日のリポートで指摘。ビットコインには1万2500−1万3000ドルまで下落する余地があるとし、「それは中期的な買い手にとって、ロングを積み増す絶好の水準になると想定している」と記した。

‘Altcoins’ Lead Crypto Slide as Bitcoin Bounces Around $20,000(抜粋)

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