(ブルームバーグ):

東京株式相場は4営業日ぶりに反落。高インフレに加え、中国や日本で新型コロナウイルス感染が拡大し景気後退懸念が強まった。米国市場で大型ハイテク株から資金が流出し、日本も機械や電機株が下落。非鉄金属やガラス・土石製品株も安かった。幅広い銘柄に売りが広がり、東証33業種は水産・農林以外の32業種が下落した。

市場関係者の見方

りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジスト

グローバルな景気後退を懸念した売りが優勢だった。新型コロナウイルス感染者数が内外で増えていることも相場の重しだ。円安は相場の下支えになってはいるが押し上げるほどではない株式市場は米連邦準備制度理事会(FRB)の金融引き締め政策からの方向転換を待っている状態だが、まだ距離がある。あす発表の米消費者物価指数(CPI)や月末の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて警戒感を持たざるを得ない

東証33業種

背景

リセッション不安、ついに株式強気派も浸食−目標や予想引き下げ急増上海住民に募る不安、コロナ感染拡大で再度のロックダウン懸念急速な円安進行を憂慮、必要な場合は適切に対応−鈴木財務相11日のニューヨーク原油先物は0.7%安の1バレル=104.09ドルと下落ドル・円相場は1ドル=137円台前半で推移、前日の日本株終値時点は137円03銭

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