(ブルームバーグ): 7−12月(下期)には深刻なリセッション(景気後退)とドル高のリスクが高まるため、米国株はさらに下落する可能性があると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストらが指摘した。

  マイケル・ハートネット氏らストラテジストはリポートで、株式と社債はともに緩やかな景気後退を織り込む水準に近づいているが、4−6月(第2四半期)決算シーズンが予想よりも悪い場合、株式市場は「全面降伏」する可能性があると分析した。

  S&P500種株価指数は14日まで5営業日続落。景気後退懸念に加え、決算シーズン初期の傾向は企業がマクロ経済見通し悪化の影響を受けていることを示唆している。BofAのストラテジスト、サビタ・スブラマニアン氏は14日、年末のS&P500種の予想を20%引き下げ、3600とした。

 

  ハートネット氏はさらに大きな下落を想定。下落が比較的軽微で済む場合で3600、中位で3300、大幅なら3000という水準を挙げた。

  EPFRグローバルのデータを引用したBofAのリポートによると、13日までの1週間には世界の株式ファンドから29億ドル(約4000億円)が流出。米国株は3週間ぶりの流出となり16億ドルが引き揚げられた。世界の債券には16億ドル、マネーマーケットファンド(MMF)には151億ドルが流入した。

 

BofA Warns Stocks Could See Capitulation If Earnings Disappoint(抜粋)

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