(ブルームバーグ): 東京株式市場は上昇。米消費者の長期インフレ期待が低下して米利上げ加速観測が後退。堅調な米消費指標も好感された。機械や自動車、鉄鋼など素材、海運といった海外景気敏感業種が買われた。米金融決算が追い風となった銀行株も堅調。

市場関係者の見方

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

米小売売上高が予想を上回り、消費や景気に対する懸念が若干和らいだことなどが株高につながっている。中・長期期待インフレが低下し、急激な米利上げに対する警戒感が落ち着いたという点も買い要因だ企業業績は米国では景気やドル高など懸念材料が多い半面、日本は経済再開や想定以上の円安が追い風になるただ、アップルが投資に関して若干慎重姿勢を見せたとして、企業業決算で今後同じようなコメントが出てこないかなという警戒感が高まってしまった

東証33業種

背景

米消費者の長期インフレ期待、1年ぶり低水準−ミシガン大指数1ポイントの米利上げ観測後退、地区連銀総裁発言と経済統計で米小売売上高、6月は予想上回る伸び−インフレが数字押し上げかアップルが来年の採用と支出を抑制へ、一部部門対象−関係者日本の連休期間中の15、18日の米S&P500種株価指数は計1.1%高

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