(ブルームバーグ): キャリア40年余りの債券市場ベテランでJPモルガン・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)を務めるボブ・マイケル氏は、向こう1年半の米リセッション(景気後退)確率を75%と予想したが、既に相場に織り込み済みだと考えている。

  マイケル氏は22日のブルームバーグテレビジョンの番組で、「顧客が債券市場に戻りつつあり、特に社債で顕著だ」と発言。「中央銀行に対する信頼が回復しているためだ」と語った。

  欧州中央銀行(ECB)は21日、11年ぶりの利上げに踏み切った。ブルームバーグがエコノミスト44人を対象に15−20日に実施した調査では、26、27両日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で2会合連続の0.75ポイント利上げが決まると予想されている。

FRB、今月0.75ポイント利上げ後はペース落とす−エコノミスト予想

  リセッション確率が75%となっていることで、市場は「FRBの方向性をかなり織り込んでおり、FRBもそれに同調している。年末時点のフェデラルファンド(FF)金利は3.5%程度となるだろう」とマイケル氏は話した。 

JPMorgan’s Michele Says Bonds Have Recession Priced In(抜粋)

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