(ブルームバーグ): ビットコイン相場は22日までの1カ月間で約15%上昇した。これを受け、ビットコイン投資家は相場が底入れしたかどうか考え始めている。

  ただ、仮想通貨相場の急上昇と急落のサイクルがいかに激しくなり得るかを踏まえ、多くの投資家は慎重姿勢を崩していない。

  ビットコインの価格が大きく上がっても、後から振り返ると弱気相場での一時的反発に過ぎなかったというのは過去に何度もある。さらに、仮想通貨は今年、株式相場と足並みをそろえるように動いているが、株安が今後さらに進むかどうかについてストラテジストの見解は割れている。

株式投資家はまだ完全降伏せず、一段安のリスク−バーンスタイン

  ミラー・タバクのチーフ市場ストラテジスト、マット・メイリー氏は、相場底打ちと判断するのは難しいと指摘。「今回はこれまでに何の投資経験もない若者によって相場が押し上げられた側面が大きい」ので、なおさらだと述べた。

 また「仮想通貨は現在、流動性資産になっているので、米金融当局が引き締めを行っている限り、持続的な上昇は難しいだろう」とし、「この資産クラスは投資家の信頼を大きく失っているので、それを取り戻すには時間がかかりそうだ」とも語った。

Battered Bitcoin Devotees Begin to Contemplate a Market Bottom(抜粋)

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