(ブルームバーグ): 暗号資産(仮想通貨)が幅広く売られる中、ビットコインはここ1カ月の1万9000−2万2000ドルの取引レンジで停滞している。

  ビットコインは25日に一時4.3%下落し、シンガポール時間午後0時15分(日本時間同1時15分)時点では2万1820ドル。イーサやアバランチ、ソラナはさらに大幅な値下がりとなっている。

  27日に見込まれる連邦公開市場委員会(FOMC)の利上げ決定や、米ハイテク大手企業の決算発表を前に仮想通貨が再び高リスク資産の波乱の先駆けになる可能性もある。

  過去2回の米利上げは、市場センチメントを弱めた。低調な企業業績が発表されれば、ハイテク株と相関関係の強いビットコインも足を引っ張られる恐れがある。それでも、年初来で53%の大幅下落を記録したビットコインの下げ局面の最悪期は終わったとなお考える向きもいる。

  仮想通貨レンディング(貸し付け)業者NEXO(ネクソ)の共同創業者でマネジングパートナーのアントニ・トレンチェフ氏は「仮想通貨の投資家が今週のFOMC絡みのボラティリティーに耐えられれば、20日の(2万4000ドル超え)の上昇は一時的な成功ではなかったことが鮮明になるはずだ」と述べた。

 

Pre-Fed Jitters Send Bitcoin Back Into Sub-$22,000 Trading Range(抜粋)

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