(ブルームバーグ): 米宅配大手ユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)が26日発表した4−6月(第2四半期)決算では、値上げが売上高と利益の拡大に寄与したものの、取扱量が市場予想以上に減少した。株価は一時4.9%下落した。

  発表資料によると、1日当たり平均取扱量は米国で4%減少し、米国外では13%余り減った。消費者の支出分野がサービスに回帰する方向にある上、世界的なインフレ高進で消費者の節約志向が強まっている。UPSの株価終値は3.4%安だった。

  4−6月の調整後1株利益は3.29ドルと、前年同期の3.06ドルから増加。アナリスト予想は3.15ドルだった。売上高は248億ドル(約3兆4000億円)で、市場予想平均の246億ドルを若干上回った。

  調整後営業利益率は14.4%と、前年同期の14%から上昇。値上げに加え価格が高めの荷物へのシフトを背景に、荷物1個当たりの収入が増えたことが利益率を押し上げた。

  同社は今年の自社株購入目標を30億ドルと、4月時点の20億ドルから引き上げた。

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