(ブルームバーグ): リーマン・ブラザーズ・ホールディングスで自己勘定取引トレーダーを務めたベンジャミン・フックス氏のヘッジファンド会社、BFAMパートナーズは、過去1年で資産が約3分の1減少したと、事情に詳しい関係者が明らかにした。同社は中国の社債投資で被った大きな損失への対処に追われている。

  香港を拠点とするBFAMは、アジア・オポチュニティーズ・ファンドからの6月分の資金引き出し要請に応じるため「一部の非流動資産」について「清算機関」を立ち上げたと、払い戻しを求める投資家への書簡で説明。6月分の解約請求額は資産の10%弱に相当すると、非公開の情報だとして匿名を要請した関係者が語った。

  BFAMは9年連続でプラスのリターンを上げていた。だが、負債比率の高い中国不動産会社の社債への投資が裏目に出るなどで、昨年は約マイナス11%に落ち込んだ。

  運用成績は今年に入っても不調。事情に詳しい関係者によると、6月はマイナス3.2%で、1−6月のマイナスは約16%に拡大した。

  投資家向けの書簡によると、同社は6月分請求額の77%を現金で、残り23%については清算機関の株式で支払うことを提案している。フックス氏はコメントを求める電子メールに応答していない。

Hedge Fund BFAM’s Withdrawals Mount After 16% Loss on China Bets(抜粋)

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