(ブルームバーグ): 米供給管理協会(ISM)が発表した7月の非製造業総合景況指数は、市場予想に反して3カ月ぶりの高水準に上昇した。業況と受注の指数が堅調さを増し、景気減速への懸念が和らいだ。

  製造業のISM総合景況指数では生産に相当する非製造業指数の業況は1月と同水準に上昇。新規受注の指数は4カ月ぶりの高水準となった。

  1日に発表された7月のISM製造業指数は約2年ぶりの低水準で、非製造業指数の上昇はそれと対照的な結果になった。新型コロナウイルス感染状況とその対応措置の変化を背景に、消費者はサービス支出を拡大し、モノへの需要が減少している。

  7月は鉱業と不動産を中心に、サービスの13業種が活動拡大を報告した。

  入荷遅延指数は2021年1月以来の水準に低下したものの、納品までの期間長期化が続いていることを示唆。6月に急上昇した受注残の指数は鈍化した。

  仕入れ価格指数は72.3に低下。前月の80.1から7.8ポイント低下し、昨年2月以来の低水準となった。7月の製造業指数でも仕入れ価格指数は前月比18.5ポイント下げており、燃料コストが低下する中でインフレ圧力が緩和していることが示唆された。

  非製造業の在庫指数は昨年10月以来の低水準となり、在庫減少ペースが加速していることを示した。

  統計の詳細は表をご覧ください。

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