(ブルームバーグ): スイスの銀行クレディ・スイス・グループの幹部は全世界を対象にした数千人規模の人員削減について協議している。事情に詳しい関係者が明らかにした。業績が低迷している同行は全体的なコストベースをさらに10億ドル(約1340億円)圧縮したい考えだ。

  アジアでの人員削減を先月開始したクレディ・スイスは、行員数を大きく減らす計画を検討している。人事に関する問題だとして関係者が匿名を条件に語った。6月末時点の従業員数は5万1410人。

クレディ・スイス、アジア投資銀行部門で20人余り削減−関係者 

  同行は今後2カ月間で計画をまとめる予定で、投資銀業務の立て直しに加え、ミドルオフィスおよびバックオフィスでの非効率業務を見直す。向こう数年間で数千人規模を削減する計画も協議されているが、まだ暫定的で最終的には決定していないという。

  クレディ・スイスの広報担当者は「7−9月(第3四半期)決算発表時に当行の包括的な戦略見直しについての進捗(しんちょく)状況について発表すると述べてきた。それ以前の戦略見直しを巡る報道は完全に臆測だ」とした。

(第3、4段落を追加します)

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