(ブルームバーグ): 東京株式相場は反落。米半導体メーカーのエヌビディアが売上高見通しを引き下げ、電機や機械株に半導体需要の先細りを懸念した売りが出た。創業以来最大の最終赤字になったと前日に発表したソフトバンクグループは一時8%下落。半導体前工程の製造装置市場見通しを引き下げた東エレクの下落率は9%を超える場面があり、株価指数を押し下げた。

市場関係者の見方

証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長

指数寄与度の大きいソフトバンクグループなどへの売りが主導し、株価指数を押し下げた日経平均が6月高値近くまで前日に上昇したため、スピード調整しやすい需給要因もあった。利益を確定する売りが広がり、値下がり銘柄も増えたただ来週前半には主要企業の決算発表が出そろうため、業績から割安な銘柄に見直し買いが入る可能性もある

松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト

米インフレリスクがくすぶる中では、目先は日経平均が6月高値を超えて2万9000円を目指すのは難しそうだきょうの日本株は、ソフトバンクグループや東京エレクトロンが発表した決算を嫌気した売りが広がった印象これまで米インフレや米利上げが一服するとの観測を追い風にグロース(成長)株全般が戻り基調になっていた流れに水を差した形だ

東証33業種

背景

エヌビディア株急落、パソコン業界低迷が売り上げ直撃ソフトバンクG株5月来の下落率、最悪赤字で孫氏がリストラ決断東エレク株が急反落、半導体前工程製造装置市場の見通しを引き下げ8日のニューヨーク原油先物は2%高の1バレル=90.76ドル前日の海外市況はこちらをご覧ください

©2022 Bloomberg L.P.