(ブルームバーグ): 東京株式相場は続落。世界の半導体需要の急減を示唆する動きが続き、電機や精密機器といったハイテク株が下落し相場全体の重しとなった。米マイクロン・テクノロジーは米エヌビディアと同様に厳しい売上高見通しを示した。10日発表の米消費者物価指数(CPI)への警戒感も買い控えムードにつながった。

市場関係者の見方

T&Dアセットマネジメントの浪岡宏チーフ・ストラテジスト

エヌビディア、マイクロンと続いた半導体セクターへの悲観的な見方が日本株の重しになった。特に電機や精密機器、金属製品といったセクターなどにネガティブな影響が出た米CPIを控えていることやお盆休みに近い中で、午後の株式市場は様子見ムードがやや強くなった米CPIは伸びの大きい結果に投資家が身構えている面があり、事前の予想通りであれば買い安心感につながる予想を超える伸びになれば米金融引き締めへの懸念から米株安になり、祝日明けの日経平均株価は2万7500円を意識した展開になる可能性もある内閣改造については閣僚経験者を各所に配置しバランスの取れた陣容。安定感という意味では株式相場にとって悪い材料ではないだろう

東証33業種

背景

米半導体株が軒並み安、マイクロンやエヌビディアの減速警戒9日の米10年債利回りは2.78%と2ベーシスポイント上昇ニューヨーク原油先物は0.3%安の1バレル=90.50ドル前日の海外市況はこちらをご覧ください

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