(ブルームバーグ): S&P500種株価指数は12日、今年の大幅下落の半値戻しを達成した。

  S&P500種株価指数はこの日、1.7%上昇し、1月のピークから6月の底までの下げ幅の半値戻しの水準である4232を上抜け。4280で今週の取引を終えた。週間ベースでは4週連続の上昇を記録し、株式市場を悩ませてきた弱気相場を巡って疑問符を投げ掛けた。

  B.ライリーのチーフ・マーケット・ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「このサイクルのピークから底までの完全な半値戻しだ。これは弱気相場での反発と強気相場の始まりとの違いを明確にする傾向があるだけに重要だ」と指摘した。

  今週は、消費者価格指数(CPI)などのデータでインフレの落ち着きが示唆され、米金融当局による一層のタカ派的行動を抑制するとの観測から株式相場は反発した。相場回復が短命であろうとなかろうと、リセッション(景気後退)の脅威が和らぎつつあることを示している可能性もある。

  ホーガン氏は市場の焦点が「予想を上回る収益から予想を上回る経済統計に移行した。これは明らかに前向きだ」と述べた。

Out of the Woods? The S&P 500 Recovers 50% of Year’s Drawdown(抜粋)

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