(ブルームバーグ): 暗号資産(仮想通貨)ビットコインは14日、6月半ば以来初めて一時2万5000ドルを上回った。予想を下回る米インフレ指標とイーサリアムの大型アップグレードに向けた進展を受けたモメンタムが続いた。

  ビットコインは一時2.2%高の2万5031ドルと、6月13日以来の高値となった。7月の米消費者物価指数(CPI)が市場の予想以上に伸びが鈍化したのを追い風に、5営業日続伸。イーサは一時2%上昇して2030.50ドルを付けた。前日に5月31日以来となる2000ドル台に乗せた。イーサリアム・ブロックチェーンの待望のアップグレード「マージ」の完了を巡り楽観的な見方が広がっている。

  ファンドストラットのデジタル資産ストラテジスト、ショーン・ファレル氏は12日のリポートで、「次回の米CPI発表はマージのわずか2日前の予定で、イベント前のモメンタムが市場に織り込まれるとみている。中長期の投資家は下落局面を買いの好機として活用するよう目指すだろう」と指摘した。

  イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン氏はマージについて、9月15日前後となる可能性が高いと語った。

Bitcoin Tops $25,000 for First Time Since June Amid Crypto Rally(抜粋)

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