(ブルームバーグ): オーストラリアの7月の雇用者数は予想外に減少し、豪準備銀行(中央銀行)に引き締めサイクルでより柔軟なアプローチを取る余地を与えた。

  豪統計局の18日の発表によると、雇用者数は前月比4万900人減少。エコノミスト予想では2万5000人増加が見込まれていた。フルタイム雇用者が8万6900人減る一方、パートタイム雇用者は4万6000人増えた。

  失業率は3.4%に低下し、48年ぶりの低水準となった。労働参加率は66.4%と、前月の66.8%から低下した。

  大半のエコノミストは、豪中銀が変動の激しい雇用統計で予想外の雇用者数減少を重視することはなく、9月に4会合連続の0.5ポイント利上げを実施すると予想している。

  ただ、AMPキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ダイアナ・モージナ氏は「0.25ポイント利上げの可能性は極めて高い。0.4ポイント利上げで引き締めペース減速を示唆することを検討する可能性もある」と指摘した。

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