(ブルームバーグ): 中国のアント・グループが行っている史上最大規模の新規株式公開(IPO)に個人投資家が殺到している。

  アリババグループ傘下の金融会社アントが香港と上海で公開する株式に対し、個人投資家から少なくとも3兆米ドル(約313兆円)相当の応募があった。米銀JPモルガン・チェースを10社分買える額だ。

  香港では応募が過熱するあまり証券会社1社のプラットフォームが一時閉鎖された。上海のリテール(小口)部分に対する需要は当初供給分の870倍を超えた。

  香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によれば、香港ではリテール分への応募が現地時間30日午前11時(日本時間正午)時点で1兆3000億香港ドル(約17兆5000億円)を突破、当初供給分の394倍に膨らんだ。同紙は事情に詳しい関係者の話を引用して報じた。

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