(ブルームバーグ): 日産自動車がリオデジャネイロに保有する高級住宅について、ブラジルの裁判所はカルロス・ゴーン被告の親族に立ち入りと文書の持ち去りを許可したと、日産が発表した。日産は裁判所の決定に異議を申し立てていた。

  日産は14日、ゴーン被告親族の代理人とその護衛、同社弁護士、裁判所書記官が前日にこの住宅に入ったとし、「私物が持ち去られ、金庫は解錠された」と明らかにした。

  日産によると、同社代理人は洋服ダンスにしまわれていた書類などが入った2つのプラスチックファイルの中身を確認することができなかった。これらは「企業上のもの」と想定されるという。

  日産の代理人は金庫の中身についても見ることができなかったといい、ゴーン被告の私物の扱いに対する裁判所の決定は「極めて異例」だと指摘した。同被告の弁護士にコメントを求めたものの、今のところ応答はない。